古民家シェアオフィスで土曜日だけ食べられる「かき氷」
「かざはやファクトリー」
地元出身・在住のママライターによる、湘南の三ツ星情報。
最近よく耳にする、シェアオフィス。
フリーランスで働く人たちがオフィスとしてスペースを共有するというものですが、
ここ葉山にも今年の4月にシェアオフィス「かざはやファクトリー」がオープンし、話題となっています。
一般開放されている日にお邪魔してきました。
気持ちのいいテラスがある、まるでおしゃれなお店のような雰囲気。
築80年の古民家をリノベーションした一軒家。
吹き抜けには、左官屋さんが手掛けたという素敵な鶴の鏝絵があったり
シャンデリアとコウモリランのディスプレイがあったり、
かなりおしゃれで、ここにいるだけで気分がルンルン。仕事がはかどりそうです。
あ、でも私だったら気持ちよすぎてサボってしまうかも!?(笑)
オフィス部分は、2畳〜8畳のそれぞれのスペースに区切られ
低い壁で仕切られた開放的なつくりながらも
イスに座るとちょうど良いプライベート感が保たれています。
現在在籍しているのは、葉山や鎌倉などにお住まいで個人事業主として働いている12組の方々。
この日は土曜日でお仕事中の方はお一人でしたが
こちらのシェアオフィスを主宰している、建築家の清水淳さんをはじめ
他にも建築家さん、イラストレーターさん、ライターさん、グラフィックデザイナーさんなどが
とてもいい関係で、ここでお仕事されている空気感が伝わってきました。
共有スペースの柱に、メンバーのイラストレーターさんの作品が飾ってありました。
夏っぽい涼しげでポップな絵、とっても素敵ですね!
こんな心地のいい空間でのんびり冷たいものでも味わえたらな〜
と思いますよね。
実は、そんな思いを実現しよう! というプロジェクトがこの夏、土曜日の午後限定で開催されています。
その名も「古民家シェアオフィスでかき氷」プロジェクト。
古民家にちなんで、かき氷も昔ながらの手動式かき氷機で作ってくれるんです。
このかき氷機、葉山の老舗お茶屋さん「日の出園」さんから借りているものだそう。
ちなみに「日の出園」さんは、夏の間かき氷屋さんとして行列ができるほど人気の、知る人ぞ知るお店です。
これで削った氷は、驚くほどふわふわで口溶けやわらか。
シロップにもこだわり満載! なんとなんと、手づくりなんです。
この日はプラムでした。プラムも葉山産を使うというこだわりよう。
なのに一杯300円!
無農薬農園「いさむファーム」さんのプラムを、シェアオフィスのメンバーさんが直接もいできたものでシロップを作ったそう。
皮ごと煮詰めた果肉の食感と爽やかな甘酸っぱさがたまりません。
たっぷりかかった練乳の甘みが後から口に広がって、もう止まらない〜。
でも上質な氷だから、バクバク食べても頭がキーンとならないんです!
黒糖をコトコト煮詰めて作った、黒蜜シロップもありました。
シンプルでほのかな甘みがクセになる、子どもにも嬉しい、優しいお味。
特製シロップは週替わりということですが
今週7月18日もこのプラムのシロップをいただけるそうですよ。
そして来週は、スイカのシロップという噂を小耳に挟んでしまいました。
私は毎週土曜、こちらのシェアオフィスに自主的通勤決定です(かき氷食べに行くだけ)。
開催期間は9月26日まで。土曜日のみ、午後1時〜5時のオープンです。
駐車場はありませんが、逗子駅からバスで10分、風早橋バス停から徒歩2〜3分とアクセスしやすい場所にあります。
森戸海岸までも歩ける距離なので、海水浴と合わせてお出かけしてもいいですね。
オフィスのメンバーさんとの会話を楽しみながらいただく特製かき氷。
夏休みの素敵な思い出になること間違いなしです!
<三ツ星Point>
地元密着度 ★★★
ファミリーにおすすめ ★★★
特別な土曜日の過ごし方 ★★★
かざはやファクトリー
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内663
営業時間:2015年9月26日までの毎週土曜日のみオープン。13:00〜17:00
電話番号:046-876-8167
URL:https://www.facebook.com/kazahayakominkashareoffice

逗子出身・葉山在住。ライター&エディター&たまにgordon(旦那の洋服ブランド)のプレス。大学時代はウインドサーフィン、出版社勤務時代はサーフィンにハマるも、現在はママ業にどっぷり。逗子葉山エリアのゆるゆるした空気を満喫できる、とっておきスポットやツウな楽しみ方をゆる〜く発信します。
URL:https://www.facebook.com/gordonhayama