平塚で20年愛され続ける フランス人職人のパン屋
「L’epi D’or(レピドー)」
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平塚駅南口から海に向かって伸びる通り、通称‘なぎさプロムナード’に、地元の人に愛され続けているパン屋「L’epi D’or(レピドー)」がある。
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オーナーは、フランス・ロワール地方出身のフランス人パン職人、シャユ・ディディエさん。89年の来日以来、横浜の「ブランジェリー・ベルナール」や東京・青山の「アンデルセン」に勤務し、97年に平塚の地で自身のお店をオープンさせた。
思わず目移りする豊富な種類のパン
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大きな窓が印象的な明るい店内には、常時数えきれない程の種類のパンが並ぶ。フランスの香り漂う本格的なバゲットやクロワッサン、見た目も鮮やかなフルーツの乗ったダノワーズ、更におかずにもなるキッシュも。
「クロワッサン焼きたてです〜」の声と同時に棚に並んだクロワッサンは、サクサクとした外側と幾重にも重なったフワフワの生地のコンビネーションが絶妙。さっぱりと頂けるので、いくつでも食べられてしまいそう。
クロワッサン(1個170円)
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思わず手が伸びてしまう色鮮やかなフルーツの乗ったパンは5種類、キッシュは3種類が来店時に並んでいた
手前右:フレッシュオレンジダノワーズ(210円)
奥:フランボワーズ(200円)
手前左:トマトキッシュ(290円)
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更に、個人的に魅力を感じたのが小さなパンの数々。チーズ入りウィンナーの入ったミニクロワッサンに、生クリームの入ったシューケット、チーズ入りのプチ チーズは、おやつにもぴったり。香りに誘われてついつい食事の前に頬張ってしまったとしても罪悪感なし。小さなお子さんにもぴったりだ。
手前左:ミニクロワッサン(80円)
手前右:プチ チーズ(47円)
奥:シューケット(70円)
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この他にも、総菜パンや、菓子パン、サンドウィッチにスイーツ、焼き菓子まで、店内に美しく並ぶ品々は、訪れる人の心を魅力してしまう。一つひとつに妥協がなく丁寧な仕事ぶりが伺える。
来年で開業20周年!地元の人に愛されるパン屋
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同店は、来年で開業20周年。地元の人々がひっきりなしに訪れ賑わう店内からは、長らく地元の人々に愛されているお店特有の雰囲気を感じる。
散歩の合間にイートインスペースで休憩もOK!
店内には、大きな窓に面したカウンター席が5席、外のデッキにもテーブル席が用意されていて、イートインができる。
毎日食べたいものから、お土産に持参したいような華やかなものまでバリエーション豊富に揃うパンの数々。パン選びを心から楽しめる一店だ。
L’epi D’or(レピドー)
住所:〒254-0812 神奈川県平塚市松風町6-8
営業時間:8:00~18:30(月休)
電話番号:0463-21-5062
URL:http://www.lepidor.jp/
情報元説明:
JR東海道本線平塚駅(南口)より徒歩7分
神奈川中央交通バス「教会前」下車すぐ

東南アジアの情報サイト「TRIPPING!」の編集者として勤める傍ら、ナチュラルフードディレクターとして、料理イベントを運営する「i.kitchen」を主宰。湘南の食材を美味しく食べられるお店の情報を中心にお届けして行きます。
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