あなたは見破れるか? 平塚市美術館でトリックアート展覧会開催中!
不思議なアート「トリック トリック ハッ!とトリック」
平塚市美術館提供
今年で開館25周年を向かえる、平塚市美術館。開館25周年を記念して、この夏(2016年7月2日~8月28日)、トリックアートの展覧会が開かれている。
年間で10万人を動員する、平塚市美術館
平塚市美術館提供
年間10万人が訪れる平塚市美術館は、広い展示スペースを使って2つの企画展を同時開催し、メインの企画展のチケットを買うと、もうひとつの展示も見ることができるのが特徴。昨夏の企画展「ペコちゃん展」も大盛況で、市内外を問わず多くの観覧者を動員した。
不思議なアート トリック トリック ハッ!とトリック
そんな平塚市美術館でこの夏開催しているのが、不思議なアート トリック トリック ハッ!とトリックだ。
森村泰昌《肖像(ヴァン・ゴッホ)》 1985年、高松市美術館蔵
人は五感の中でもとかく視覚に頼りがちだが、私たちの「目」は、実はとてもだまされやすい。遠近の関係性や上下左右を見間違えたり、目の前にあるのに見落としたり、逆にあるはずだと思い込んでいるために、そこにないものが見えたりと、日常的にさまざまな錯覚にとらわれている。
このことに着目した作家たちは、多様な工夫によって見る者をあざむき、楽しませる作品を作ってきた。
福田繁雄《Shigeo Fukuda Exhibition》 1975(1987 復刻)年、東京国立近代美術館蔵
本展は、視覚と固定化されたイメージに揺さぶりをかける戦後の美術家たちの工夫に満ちた取り組みを「トリック」として紹介。
上田薫《なま玉子J》 1978年、高松市美術館蔵
人の目を惑わす手法は多岐にわたりますが、本展では「1.虚と実をめぐって」 「2.古典絵画への仕掛け」 「3.オプ・イリュージョン」 「4.リアリズムの諸相」という 4 つのキーワードにより展覧会を構成している。
深堀隆介《金魚酒 命名 紬》 2015年、作家蔵
29人の美術家が仕掛けるさまざまなトリックを通して、「見る」ことの不思議さとだまされる楽しさを体感してみてはいかがだろう。
開館 25 周年記念 不思議なアート
トリック トリック ハッ!とトリック
■主 催 平塚市美術館
■特別協力 高松市美術館
■協 賛 神奈川中央交通株式会社
■協 力 株式会社DNPアートコミュニケーションズ
■開催期間 2016年7月2日 (土) ~ 8月28日 (日)
■開館時間 9:30 ~ 17:00( 入場は 16:30 まで )
※7/16 ~ 8/28 は 18:00 まで ( 入場は 17:30 まで )
■休 館 日 月曜日 ( ただし 7 /18 は開館 )、7/19( 火 )
■観覧料金 一般 900(720) 円/高大生 500(400) 円 /小中学生無料
※( ) 内は 20 名以上の団体料金
※毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添 1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
開館 25 周年記念 不思議なアート トリック トリック ハッ!とトリック
住所:〒254-0073 平塚市西八幡 1-3-3
営業時間:2016年7月2日 (土) ~ 8月28日 (日)
電話番号:0463-35-2111
URL:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/