もっちりモチモチ!絶品豆大福!
「旭屋本店」
“もっちり” “モチモチ”
と聞くとなぜだかふつふつとわいてくる期待感。このすてきな響きは不思議です。
今回は、そんな期待を超える“モチモチ感”が絶品の「豆大福」をご紹介したいと思います。
鎌倉の観光名所、鶴岡八幡宮の入り口を真正面にみて
右へ道なりにずっと進むと左手にその「豆大福」のお店が見えてきます。
『旭屋本店』さんです。
こちらのお店はなんと、明治三十八年の創業。
店内にはおまんじゅうやお団子など、たくさんの和菓子が並んでいます。
種類が豊富な和菓子は1つのお値段やサイズがお手頃なこともあって
ケーキやドーナツ、ジェラート… 洋菓子のガラスケースとはまた違った “目移り感” を楽しめるなあと感じます。
そしてついつい、たくさんいろんな種類を少しずつ、買ってしまうんですね。
自家製無添加の “おだんご”。
みたらし団子にゴマだんご。そのほかにも餡だんごや季節の餡を使ったものもあるそうです。
そしてちょうどお盆のころだったこの時期、 “おはぎ” と “お盛りだんご”も並んでいました。
この “お盛りだんご” はお仏壇にお供えするものだそう。
とても可愛くてご先祖様も喜んで食べてくれそうなおだんごです。
そしてこちらは “マンゴーわらびもち”!
わらびもちだけでも美味しいのに、マンゴー果汁たっぷり夢のコラボレーションです。
冷やしていただく季節の和菓子として、ぜひ夏に味わいたい一品ですね。
わらびもちはこのほかに、普通のもの、柚子、ほうじ茶、ココアなども期間によって登場するようです。
「旭屋本店」さんには、
全部で6種類の味があるカステラや、かりんとうまんじゅう、どらやき、
全国菓子大博覧会で金賞を受賞したという自家製餡が入った「鎌倉源氏最中」など
定番の人気和菓子がこのほかにも、まだまだたくさんあります。
その中でなんといっても一番人気の定番和菓子が「豆大福」です。
15時過ぎには売り切れてしまうことも。(予約可)
今年映画化された「海街ダイアリー」の原作本コミック6巻にも登場しているんですよ。
わたしも一度食べてからというもの、すっかりこの豆大福のとりこになってしまったんです。
並んでいる姿だけでも美味しそうで手に取らずにはいられません。
餅粉ではない手作り無添加の本当のお餅に赤えんどう豆を混ぜ、
自家製のつぶ餡をくるんと巻いています。
巻かれていることで、餡を包んだタイプのものよりも
たっぷり厚みで存在感ばっちりのお餅がもぐもぐ口いっぱいにひろがり
しっかりした“モチモチ感”で満たされていきます。
ときどき顔を出す赤えんどう豆の食感も絶妙です。
自家製つぶあんもほどよい甘さで、ほんのり塩気ととてもよく合います。
“福を呼ぶ” とお店で言われているこの豆大福。
食べてこんなにシアワセな気持ちになれるなら納得です。
「旭屋本店」さんの和菓子は、
明治三十八年の創業以来、手作り・無添加で国産材料を吟味して製造販売されているもの。
保存料、調整剤、乳化剤、甘味料、カラメルなども使用していないので
賞味期限は当日中など日持ちは短いですが、どなたにも安心して食べられる
こだわりのやさしい和菓子ということがとてもよく伝わります。
手に取ると自然に大切な人の喜ぶ顔も思い浮かんで、つい自分の分以外にもお持ち帰りしてしまう豆大福。
鎌倉散策の際にはぜひ、お立ち寄りください。
旭屋本店
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下3-3-21
営業時間:9:30~18:00/月曜定休日(祝日の場合翌日)
電話番号:0467-22-2622
URL:http://asahiya-honten.wix.com/kamakura

アメリカ留学中に“映画を宣伝する仕事”に出逢い、
それから約12年間、映画祭運営や映画宣伝に携わってきました。
そして2年前、メインの活動場所が東京都内にもかかわらず念願の湘南にお引っ越し。
どんなに忙しくたって長距離電車移動だって、
全て癒してパワーをくれる湘南のスポット&魅力をお届けできたらと思います。
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